ここ数年で、日本でもレーシック手術を受ける人が増加傾向にあると言われていますが、 実はずっと前からレーシック手術は行われてきました。
実は、1800年代から、角膜を切除することによって、 屈折率を変化させることが出来るという考え方はあったため、日本でも、 1939年に、角膜を切開して近視を矯正するという手術を行っていたのです。
手術後は、視力を取り戻すことが出来ましたが、時間が経過すると、 角膜が混濁してしまうという問題点があったのです。
それから、1972年に、ソ連にて、 角膜の前部分だけを切開することによって屈折率を変化させ、 視力を矯正することが出来るという手術が行われました。
これによって、角膜が混濁してしまうという問題点は解消されたのです。
しかし、すぐにこの方法が広まったのではなく、それでも精度が低いという事から、 レーシック手術はさほど広まりませんでした。
その後、1980年代になり、 今のレーシック手術に用いられる機械の始まりとなったエキシマレーザーというものが、 アメリカで使用されるようになったのです。
今までは精度の問題点などもありましたが、エキシマレーザーは、 ミクロン単位で切開することが出来るようになり、精度が高まったのです。
その後、ギリシャにて初めてのレーシック手術が行われ、 アメリカ食品医薬品局であるFDAにて、屈折矯正手術が認可されました。
これをきっかけに、世界各国に広まるようになり、 日本でも、2000年に、エキシマレーザーによるレーシック手術が、 厚生労働省にて認可されました。
このように、レーシック手術には長い歴史があり、 今では非常に精度の高い視力矯正方法となっています。